ハロルド期 雑誌祭の感想

嘘だろ?と思われるかもしれませんが、昨年「ハロルドとモード」期の向井康二くんの一連の雑誌たちの今さら感想です。

 

■CYAN MAN ISSUE 06 AUTMUN 2023
ハロルドのFC当落発表日、落選に落ち込むオタクたちを慰めるかのように表紙が解禁されたことを覚えています(遠い目)
CYAN MANと言えば、渡辺さんのお顔がドカンと表紙を飾った雑誌だな~という印象でしたが、康二くんは引きショットが採用されていて、「よ~~分かっとる……」と唸りました。骨格そのものがお洒落だから。そして綺麗なグリーンのネイルに湧いてたらその日終わった。
中身を開けば、冒頭の「少年のようなキャラクターとは裏腹に~」から始まるキャプションが余りに素晴らしく、ここだけでCYAN MAN編集部に全幅の信頼を寄せることになりました。
コーディネートは4つ載っていて、どれも違った良さがあるけど、強いて言えばベージュのセットアップ…特に椅子に座っている横顔のショットが一番好きでした。お顔だけではなく、佇まいの美しさがこの写真から溢れてるなぁと思う。パブリックイメージに反して、静謐な空気感を出せる人。
インタビューは、「そうなんですよ!スタイルいいんですよ(笑)!」にニンマリしました。スタイルよい自覚があることは良いことです。どんどんアピールしてこ!
あとこれまでも御本人が話していた事ではあるけど、康二くん、自分が表紙になってるもの含め、好きな雑誌は本屋に買いに行ってるのが良いなぁ~と思う。家事とかは最新の電化製品を使って効率化を極めているイメージがあるけど、エンタメは結構アナログで楽しんでいるよね。私もCDなり紙なりを手元に残したいタイプなので(結果すぐ収納が死ぬ)、紙のページを捲る幸せを推し本人が大事にしてくれているのは嬉しいです。
 
■BARFOUT!(2023年9月号)
NYLON JAPANといいananといい、2023年はかねてより「出てほしいな~」と思っていた雑誌の表紙を沢山飾ってくれて、嬉しい限りでした。
バァフもその代表格でした。見よ、この、期待を裏切らぬ表紙の仕上がり。これはananに続く、暑い国の王子様シリーズです。夕暮れに照らされた屋外で撮っているみたい。中の写真は、前髪長めで且つ内巻きっぽいのがデビュー当時のビジュアルを彷彿とさせるんだけど(←これはこれで可愛い)、表紙は少し髪を掻き上げてるのが大正解だと思う。綺麗な目がよく映えるので。強い意志を窺えるような、でも少し揺らいでいるようにも見える瞳が本当に綺麗。
そしてこの高級感溢れる紙質において、「向井さんご自身はロックンロールを聴いてきたりしましたか?」「ロックンロール向井……?」という奇妙なやりとりが地味にツボりました。あと、亀梨くんとご飯行ったの初耳なんですけどー!詳しく!宮舘さん経由かな…?と想像すると、色んな意味でほんわかするエピソードでした。
 
■CUT(2023年9月号)
オッスなべしん!(←表紙)
ドリボの記事も読みつつ…康二くんCUT初登場な上に、こんな素敵な撮り下ろしをお届けしてくれたら、買わない訳にはいかないのでした。
膝を抱えたり、体を小さく丸めてこちらを見ているカットが、総じてみな「荒んだ目」をしていて刺さる。決してこちらに心を開かないような目をしてる。今回の雑誌ラッシュにおいて、「孤独」を最も表現していたのがCUTだった気がします。しかし一方で、4ページ目の胡座をかいているショットは、目がキラキラで可愛い。
インタビューでは、「僕の教育映画」として相変わらずトップガンと寅さんを挙げていて、インタビュアーさんも仰っている通り、康二くん見かけによらず(?)渋いところが好きなんだよなあ。なんというか、昔の、良くも悪くも大らかで、人同士の結びつきが強いようなところが好きなのかな、と勝手に想像してます。
そして、「個人としてのやりたいこと」がファンの望みと一致しすぎていて、全部!!やろうな!!!と一人で気合いを新たにしました。
特に「ダメ男を演じてみたい」が最高すぎませんか?「悪ではないけどロクでもない。ロクでもないけど憎めない」って…まさにそれ!それだよ!!と湧いてしまった。近付く女を全てダメにするヒモ役、是非やりましょう。
 
■Stagefan Vol.30
このたびの雑誌ラッシュ、どれも違った良さがあるけれど、表紙はこのStagefanが一番好きかもしれません。見るたび「カワイーーーーッ」って悲鳴あげてる。
ステッキと自分の手でハートを作る発想、大天才アイドルでしかない。これ考えたの康二くん自身ですか?スタッフの方ですか?いずれにせよ金一封をあげてください。そしてこのキュッと上がった目尻がキュートさに拍車をかけている。かわいい(涙)
…と、こんな感じで咽び泣いてたら、中身では白シャツ&腕まくり、裸足ショットがあったりしたので震えちゃった。最後のP15の写真が特に好き。これも悪戯っ子っぽい目をしていてよい。。
インタビューでは「短所=繊細、長所=繊細やね」「自分の一番の味方でいたい」「愛されたいし、愛したいし、素直でいたい」等々の言葉から、こーじくんは常に、セルフカウンセリングしてる人だよなと思いました。「愛されたいし、愛したい」と真っ直ぐ言えるところが既に素直さの証だし、なんかその渇望が全てのお仕事の動機になっているような気がして、とても好きです。そしてそんな康二くんと毎日のように会ってる龍太くん、改めてありがとう。誕生日に”しょーもないポーチ(←次の日に会うからとりあえず買いました感)”くれたりして、ありがとう(笑)
 
■CHEER Vol.37
CHEERっていつの間にこんな、タイトル小さめのオシャレ表紙になったの?というのは置いておき。
解禁された表紙を一目見て、「DUETソロ表紙企画だ!!」と思いました。まんまるヘアー、銀縁丸眼鏡、フードパーカーにベージュチェックのジャケット重ね着…どこからどう見ても、DUET 2021年11月号の再来だわ…と懐かしい気持ちになった。こういうファッション、「康二くんらしい」と感じるものの1つ。
ジャケットを脱いだ真っ白なパーカー姿の写真も可愛いんだけど、右下にちいこく、絶叫しているマッサマンが載っているのがウケる。同じ人です。
最近ダンスについて吹っ切れた、「僕がいちばんダンスが上手い!僕を見て!」という気持ちで踊ってる、という言葉が嬉しかったな~。いくつもの涙を流したからこそ辿り着いた境地だと思うけど、御本人が楽しく踊っているのが一番良いし、当方全然の新規なんだけど、私が追っかけてきた短い時間の中でもダンスの進化が感じられるって凄いことだよ。
 
■J Movie Magavine Vol.98
今回の表紙祭の中でもセクシーに振っている雑誌。す、す、素肌ジャケット…?と目ひん剥いた。
うるツヤっぽいメイクが施されたお顔が綺麗で、写真をしみじみと眺めてしまう。巻頭特集が始まってから8ページ目の、綺麗な顔と共に足の長さまで堪能できる写真が特に好きです。
インタビューでは、木村先輩からのアドバイスを元に、「新しい仕事が決まったら、スタッフが発表する前に自分からメンバーに言うようにしている」と話していたけど、そうやって先輩の言葉を真っ直ぐ受け止めるところとか、日々のコミュニケーションからメンバーとの良い関係を保とうとしているところが、「本当に君は、素直で可愛い人だよね…」と思いました。「お芝居のお仕事を増やしたい気持ちがある」と変わらず発言してくれる事も嬉しい。まっすぐコツコツ頑張っている人が、やりたいことを叶えられる、若しくはチャレンジ出来る環境であってほしいと思う。
 
S Cawaii!(2023年11月号)
Sカワ表紙と聞いたその日から、「目元に星だのラメだのをあしらった康二くんが来るんだ♪」とワクワクしてたんですが、思ってたより高貴なタイプのギャルが来ました。白のハイネックにパール(祝砲)
このふわっふわ前髪が最高。こ~んなに子犬みたいに可愛いのに、表紙のお顔はツンとしてるの最高。やっぱり高貴なギャルだ。
中では3タイプのコーディネートが載ってるけど、ポップスタイルも目元がくっきりと強くて好きです。
そしてこの、ティーン向け女性誌のインタビューからしか得られない栄養が確かにある。友達の名前のスマホ登録は、本名のままではなく、全部英語でその横に誕生日を入れている…という話、割とマジで目から鱗でした。私の頭の片隅を一瞬でも過ぎったことのない発想だったもんで。なるほどなぁ(しかし実践はしない)
あと「デートでしたいことは?」という質問に対し、ハンバーガーを食べているところを撮ってあげたい、あとで肌修正とかして送ってあげます という回答が絶妙に嫌でウケた。
 
AERA(2023 9/25 増大号)
この表紙も1、2を争うくらい好きです。富士額も綺麗、瞳も綺麗。このキュッと上がった目尻が活きている写真がもれなく好き。かつてのEye-Ai(伝説)とか。特集ページのお写真もどれも良いんですが(素肌ジャケット…)、扉ページは「愛を当たり前やと思わんように」というキャッチといい、康二くんのポージングといい、背景のお花といい…「なんかベテラン人生相談師みたいだな…」とちょっと笑ってしまった。ごめん。
いつも連載でお世話になっている方がインタビューしてくれているだけあって、内容はとても読み応えがありました。他の雑誌より1歩踏み込んだ話題を振ってくれるというか。「表紙の人」のコラムから楽しかったもん。去年GP(ニュージーランド)でヤギに謝ったシーンについて、以前好評だった猿に対しての声がけを「ちょっと意識しちゃったかもしれん(笑)」と自白してるのとか、愛おしすぎるよ。「やさしさって汚れていくのよ」と康二くんは言いますが、そのちょっと汚れたやさしさでさえ持ち合わせない人間はこの世に沢山いるのよ。
あとハロルドが19歳であることを踏まえ、自分はどんな19歳だったかと訊かれて「つまらねえ19でした……」と答えているのがなんか刺さった。人目を気にしながらの大学生活でもあったんだろうな…と想像すると、ちょっと胸がキュッとなるけど、キラキラアイドルであろうと、人並みに暗黒期やあんまり楽しくなかった時期があることへの親近感があるというか。
 
■TVガイド plus vol.52
伊野尾くん表紙のやつです。
スノのコンビ特集も楽しく読んだ上で、康二くん単独グラビアありがたや~!しかもテーマが「ひまわりと美の競演」。そして白レースの手袋。テレガイplusスタッフの中に、確実に”理解ってる”人がいます。純白の衣装でありつつ、康二くんのお顔はどれもクールなのが良い。
ハロルドとモード出演に際し、例えばステージ・カルチャー誌であれば、役作りや演技の仕事に関するインタビューがメインになるんだけど、ここで年代別女性とのデートプランを訊くテレビ誌のこと、決して嫌いではありません。そして割り勘についての持論をなかなかの熱量で語る自担。
 
■BEST STAGE(2023年11月号)
表紙で「えーっお坊ちゃまじゃん!コナンくんじゃん!」と湧いて中身見たら、まさかの半ズボン(なかなかの丈)でひっくり返った。ゴルフ行く方だった!パーリーゲイツだった!
…とこのように、ベスステに関しては半分以上の意識を半ズボンに持って行かれたんですが、「テレビショッピングもめっちゃするんですよ。すぐ電話しちゃいます」という新情報が得られて良かったです。
 
■Stage Navi vol.84
ステージ誌の区別が一生つかない人間なんだけど、この表紙も凄く好きです。ハチミツベージュの瞳にうっすら赤い目元のコンボは正義。
ステナビはG2さんによる康二くん分析がちょろっと載ってたのが興味深かったです。あと「ダンスや歌、ギターといったどんなことにおいても、教えてくれる人の伝え方や様子によっては『あなたに俺は教わりたくない』って思っちゃう。見るのは技術じゃない、”人なのよ”」とキッパリ言い切る康二くん。優しくて繊細なイメージをつい持ってしまうけど(そしてそういう面も実際あると思うけど)、思いがけず、頑固だったり、無理だと思った人・モノはバッサリ切る意志もある人だよなぁと改めて思うのであった。
そしてこの号、岩本さんや、龍太くん今江くんコンビの記事も掲載されているんですが、それぞれで康二くんの事を訊いてくれるしごできスタッフさん。ありがとう。